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不動産と建物の遺言書の書き方・文例
■土地、建物および建物内にある一切の財産を相続させる遺言書
不動産や建物を相続させる場合は登記事項証明書に従って所在、地番、地目、地積や家屋番号、種類、構造、床面積などを正確に記載しましょう。
例えば『自宅である土地と建物を妻に相続させる』などのあいまいな表現では相続財産の特定ができない為、法務局で受付られず登記ができません。
また相続させる建物とともに建物内にある家財道具などの動産を全て相続させる場合はその旨を明記します。
遺言書 |
遺言者渋谷一郎は次の通り遺言する。 第1条 遺言者は遺言者の有する下記の土地を長男渋谷太郎(昭和○○年○月○日生)に相続させる。 土地 所在: 東京都渋谷区北渋谷2丁目 地番: ○○番○○ 地目: 宅地 地籍: 150平方メートル 第2条 遺言者は遺言者の有する下記の建物および当該建物内の一切の動産を妻渋谷みち子(昭和○○年○月○日生)に相続させる。 自宅 所在: 東京都渋谷区北渋谷2丁目 家屋番号:○○番○○ 種類: 居宅 構造: 木造瓦葺2階建 床面積: 1階110.5平方メートル 2階80.5平方メートル 第3条 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第4条 遺言者はこの遺言の執行者として下記の者を指定する。 (事務所) 東京都港区赤坂1−1−1 (職業) 弁護士 (氏名) 赤坂一郎 (生年月日)昭和○○年○月○日 |
平成○○年○月○日 東京都渋谷区渋谷○丁目○番○号 遺言者 渋谷 一郎 印 |
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