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タワマン節税」の行方?

タワマン購入が相続税の節税の理由

相続税の申告における家やマンションについては、時価ではなく相続税評価をベースに評価されます。
相続税評価額は、時価よりも低い路線価や固定資産税評価額をもとに算出され、マンションは土地の持分が非常に小さくなるため、タワーマンションではこの差がとりわけ大きいため、節税効果が高くなります。
例えば時価が1億円でも相続税評価が3500万円だった場合、時価に比べて6500万円も評価が下がることになります。
その為相続税節税の為のタワーマンションの購入うが行われていました。

税務署の最近の動き

最近、相続税評価と時価のあまりに大きな差額に対して税務署は「財産評価基本通達の総則6項」より、通常の評価では問題があるとして時価に対し相続税を修正するよに求めらえます。

財産評価基本通達の総則6項とは、評価通達で評価することが著しく不適当な際に適用されるもので、税務署の伝家の宝刀」と呼ばれています。

これからは相続税の節税対策として安易なタワーマンションの購入はせず、事前に相続税に詳しい税理士に相談した上で実行する必要があります。